ドライバーで効率よくボールを遠くに飛ばすコツ!

こんにちはティーチングプロの宮崎太輝です。今回はドライバーで効率よくボールを飛ばすコツについてです。

まず、ドライバーというクラブについて少し知りましょう。ドライバーが他のクラブと違う点は、ティーアップした状態で常に打てることです。その為、クラブヘッドがインパクト時に下から上に向かうアッパーブロー軌道で打つことができます。このアッパーブローでボールを捉えるのが飛距離を得る理想的なボール弾道を生みます。もう少し詳しく説明しましょう。ローンチモニターの数値を見ると次の3つが大切になってきます。初速、打ち出し角、そしてバックスピン量です。これらの数値が適切 だと、ボールは効率よく飛んでいくという感じです。

Picture1

画像1を見てみましょう。初速が125マイル、打ち出し角度が12度、バックスピンが3089回転とあり、結果飛距離は210となっています。仮にこの人の打ち出し角度が17度で、バックスピンの量が1800回転だったとしたら、飛距離は10Y以上伸びます。なので効率よくボールを飛ばすためにはこれらの数値を適正値にすることが重要になるわけです。

それではどのようにしてそれらの数値を適切にするのか?一番簡単な方法は「ゴルフクラブの設計通りに構え、ボールを打つ。」ということです。実は、非常に多くのゴルファーが設計通りにゴルフクラブを構えていないのです。多くのゴルファーは画像2のように構えた時の自分の視点から見えた目標方向に直角にフェースを合わせることは理解できると思います。

しかし、 水平面から見たフェースの向きも考慮に入れているゴルフファーは少ないです。

ゴルフクラブは地面にポンっと置くと座りの良いポジションが必ずありまね。それが水平面に対してゴルフクラブの設計通りに構えるポジションになります。画像3の下が設計通りにクラブを置いた時のフェースの向きなのですが、フェースは適度に上を向いていますね。しかし効率よくボールを飛ばせていないゴルファーは上の画像のように、クラブヘッドのお尻側を持ち上げ角度を殺すように構えていることが多いです。ボールはインパクト時のフェースの向いている方向に飛び出します。この状態でボールを打つと、ボールはとても低い弾道で飛び出し、すぐに地面を転がっていしまいます。

Picture3

ゴルフクラブは本来設計通りに打てば効率よくボールが飛んでいくように作られています。皆さんもゴルフクラブの設計通り構え、効率よくボールを飛ばせるようになりましょう!!

Taiki Miyazaki

Golf Swing