ウォームアップとクールダウンに最適なパーカッシブディバイス

私は家庭用から整体院などで使われるプロ用の物まで職業柄、様々なマッサージ機を手にして来ました。従来マッサージ機は“筋肉をほぐす”、“血行をよくする”といった目的で筋肉のコリをほぐすといった緩和的な目的が多かったと思います。肩こりや腰痛などの対策として使った事がある、所有しているという方もいるのでは無いでしょうか?

しかし、近年こうしたマッサージ機がスポーツ業界などで再注目されています。例えば、テニスの大坂なおみ選手をはじめスポーツ選手などが宣伝をしているポータブルマッサージ機をご存知でしょうか?Theragun(図1)などは有名ですよね(ちなみにマッサージ機ではなく、パーカッシブデバイスと呼びます。)

図1:Theragun

近年のアスリートはこのようなディバイスをパフォーマンスのために取り入れています。例えばウォームアップ。試合やトレーニングの前に準備体操をすることは当然だと思うのですが、パーカッシブディバイスを使うとより効率的に筋肉を温め、また神経の受容体に刺激を与え、筋出力が向上する事がわかっています。

また、試合やトレーニングの中間休憩などに使用すると筋肉への循環が良くなり栄養が周り疲労の蓄積を防ぐのに効果的です。

さらに、クールダウン時に使用することは老廃物の蓄積を防いだり、血行をよくしたり、むくみを取ったりすることで疲労回復や筋肉痛を防ぐのに効果的だと言われています。d

図2:使用の様子

こうしたパーカッシブディバイスは決してアスリートやスポーツ選手だけに必要というわけではなく、特に、私はシニアゴルファーの方にお勧めしています。なぜなら人間は年齢を重ねると筋肉が固くなりがちです。そのため筋肉を柔らかく保つために普段からパーカッシブディバイスを使ったり、ラウンドや練習前のウォームアップに使用したりして効果的に可動域を得たりすることは非常にメリットが多いと思います。

またラウンド後に“足がつる”“ふくらはぎがつる”といった悩みをお持ちのシニアゴルファーが多いと思いますが、クールダウン時にパーカッシブディバイスを使うことは効果的にこのような症状の予防へと繋がります。

近年の色々な研究の中で目的に応じて適切な振動数(1分間に何回振動を与えるか)、ストローク幅(振動の深さ)、そして圧(どのぐらいの強さで押し付けるか)の設定などがわかってきています。そして最近のパーカッシブディバイスはその用途によって設定が変えられ、目的に沿って使用する事ができるようになっています。キチンと使い方を学び使用すると怪我の予防や、疲労回復などに効果的に使用できるパーカッシブディバイスはお勧めですよ。髙田洋平

Liberty National Golf Club