冬季インドアレッスンのすすめ
こんにちはゴルフコーチの宮崎です。今年はまだまだ暖かい日が続いているとはいえ、１２月に入りそろそろ寒くなってましたね。普段春から秋にかけてはブロンクスのMosholu Golf Course でレッスンをしてますが、冬の間はマンハッタンでインドアレッスンを行います。場所や時間などは子枠を参考にしてください。
「えー！？インドアでのレッスンなんて意味があるの？」と思う方も多いかもしれません。しかし、コースや練習場でのレッスンでは出来ない利点がインドアレッスンにはたくさんあります。またコースに出れない冬だからこそ得られる利点もあります。それらを簡単にここで紹介してみましょう。
１、シュミレーション：練習場での練習ではボールの回転数やヘッドスピードなど細かいことはわかりません 。しかも練習ボールは実際使っているボールとは違うのでボールの軌道や飛距離なども大きく変わってきます。私の生徒さんも自分の番手ごとの飛距離など 分かっていない方が多く驚きます。インドアでシュミレーターを使ってレッスンすると正確なボールの軌道データがわかりコース戦略、クラブのセッティングなどに大変役に立ちます。例えば８番アイアンでキャリーは何ヤード飛んている、高さは？、バックスピン量がいくらか？など様々なデータを収集することができます。それを生かしてクラブセッティングを考えたり、コース戦略を考えたりするとゴルフの幅がずいぶん広がります。
２、フィードバック：インドアで行えるのでビデオカメラを使ったレッスンが効率的になります。例えばレッスン中に習ったことをビデオで取りその場で変化を見ながら次の問題点へ取り組む、といったことが大変スムーズに進みます。 動画を見ると問題点や修正点が理解しやすく、成長が早くなりますね。
３、スイング作り： スイングチェンジに本格的に取り組もうとするなら冬の間インドアで行うのが最適です。シーズン中にスイングを変えるのは大変難しいです。なぜならコースに出るとやはりスコアが気になってしまいますし、コースで今までのように打てなくなるのが嫌になってしまいます。その結果スイングを変えようとしてもいつの間にか元のスイングに戻ってしまうという結果に陥ってしまいます。練習場での練習も同じで、目先のボールの飛び方が気になり中々スイング作りに集中できません。そういった意味でインドアでのレッスンはスイング作りに集中でき、結果スイング改造に友好的であり長期的なゴルフの向上が望めます。
３、怪我：最後に怪我に関してです。寒い中クラブを振ることは怪我にもつながります。体の組織は寒いと硬直しやすいのでちょっとした負担で破損しやすくなり、結果怪我をしやすくなります。たとえ十分にウォームアップをしてもすぐに体が冷えてしまいますし、また沢山着込んでは体も動きづらいので練習も効率的ではありませんね。
この他にもインドアでのレッスンにはたくさんの利点がります。この冬のオフシーズンゴルフからと遠のくのではなく、有効活用させるためにも一度トライしてみてくださいね。お待ちしています。
場所：2W 45th street, New York, NY (between 5th and 6th)
