地元開催のトーナメントで力試し!?

NYもゴルフシーズンになりましたね。皆さんの中にも友人とプレーしたり、会社の同僚の方とプレーしたりとワイワイ楽しくゴルフをされる方が多いと思います。それもゴルフの楽しみ方の一つですが、たまには試合に出て力試しをするのもありですよね。プライベートクラブに所属している方は「クラブチャンピョンシップ」などシーズンを通して様々な試合イベントがあります。「でもクラブに所属していない人はハンディキャップも取得できないし、試合には出られないよね」と思われるかもしれないですが、アメリカでは各地域のゴルフ協会がシーズンを通して、どなたでも参加できる様々なイベントを開催していています。私も以前はそれらの大会に参加して楽しんでいました。

NY近郊で代表的なゴルフ協会は、1MGA(Metropolitan Golf Association), 2 LIGA(Long Island Golf Association), 3 Westchester Golf Associationがあります。シーズンを通して様々なイベントや大会を開催しているので自分の実力とスケジュールに合う大会にエントリーすることができます。中にはスクランブルプレー(ベストボールを選んでプレーするスタイル)などの大会もあるので仲間内で参加してワイワイ楽しむようなイベントも用意されています。

こうした大会に参加することはいろいろな楽しみ方がありますが例えば以下のような楽しみを与えてくれると思います。

  • 試合形式でゴルフを楽しむことができる。ゴルフに限らず、テニスや音楽なども、大会やコンクールがあるから楽しみが増すということは多いですよね。
  • 上手いプレーヤーと回ることができる。参加者全員が同じ土俵の上です。初めての参加者、何年も参加し続けている常連など様々なプレーヤーがいます。運が良ければ前回優勝者といった上手な方のプレーを間近で見ながらプレーすることもできます。
  • 普段回れないコースを格安でプレーできる。大会が行われるコースは名門と呼ばれるコースが殆どです。そしてその参加費は比較的リーズナブルです。普段では絶対にプレーできないプライベートコースなどでも手頃な値段でプレーできてしまいます。
  • ネットワークが広がる。気が合えば、全く知らない人でも「今度一緒にラウンドしよう」といった感じでネットワークも広げられるのもゴルフの良いところですよね。
2020 Club Champion at Bonnie Briar Country Club

参加条件は基本的には地元のゴルフ協会に所属していることと、ハンディキャップを取得していることです。ゴルフ協会への所属はそれほど高くありません。例えばMGAメンバーシップ料金は年間60ドルです。ハンディキャップはGHINと呼ばれるシステムに登録すればどなたでもオフィシャルハンディを取得することができます。こちらも難しいことはなくニューヨーク近郊のゴルフ場(パブリック含む)で登録し、自分でラウンド毎にスコアを入力するとハンディを取得できます。このハンディが各大会の参加基準になります。

大会に出る!そんな目標ができるとゴルフの楽しみも倍増します。ニューヨークではシーズンを通してこうした大会が頻繁に行われているので一度参加してみてはいかがでしょうか?

Bethpage Red